余白

みなさん余白のレイアウトできてますか?

何も書いていない部分を余白と呼びます
何も書いていないので、一見無駄なようにも見えますが
これがなかなか大事な部分みたいです

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A4判の文書を眺めてみます

上下3センチ、左右2センチ
多少の違いはありますが、大体これくらいは余白をとってあります
面積にして約35%・・・・

実に、三分の一もの部分が何も書いていない空白でできているのです
これはもったいない、エコじゃない!

しかし、それならばと
この余白を狭くしてみたら?
例えば上下左右1センチずつにしてみるとしましょう
とたんに窮屈に感じます
なんとも気の利かない、
押し付けがましい文書に見えてくるから不思議です

さらに、余白を完全に無くしてみたらどうでしょう?
一枚の紙の有効面積を目一杯使った、
情報のみっちり詰まった媒体が出来上がります
・・・・エコかもしれませんが、こんなの誰も読みたくありませんね(^^;)

私だったら一目見てゴミ箱行きです
・・・台無し、全然エコじゃない
ちゃんとエコと向き合おう(Earth Conscious By JFN)

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何も書いていないのに
実は大事で必要なもの
たぶん、それ無しでは成り立たないもの

『行間を読む』という言葉があります
その意味で考えると、余白は「感じる」ものなのかも

文書に限らず
日々の暮らしの中にも
さまざまな余白が生きています

分刻みのスケジュールを送る人にも
たぶん余白はあるのでしょう
余白のない毎日なんて想像するだけでも苦おしいものです
余白があるからこそ書き加えることができるのです

みなさん一度は考えたことあるんじゃないでしょうか?
もし眠らずに活動できるとしたら、どれほど時間を有効に使えるのだろうかと
あるいは、実際に試した事のある人もいるかも知れませんね

どれだけ夜が強い人でも、
一日の時間の5分の1ほどは睡眠に割いているはずです
無理をすると必ず別な部分にしわ寄せが来ます
つまるところ時間を有効に使うためには
夜がきたら睡眠をとる、というのが正解なのでしょう

美しい余白の配分は
見る人に素直な感動を与えます
それはよく人柄にも表れます

・・・・・私の余白はいつもばらばら(^^;)

一見無意味に思える空白の時間も
どこかで必要な時間だったのだと考えて
毎日を過ごしています
時には大きすぎる余白に打ちひしがれることもあります

もし、余白を持て余したら、ちょっと声を掛け合って、
その余白を持ち寄ってみたりしてはどうでしょうね?
三人寄れば文殊の知恵
なにか新しい絵が描けるかも

1人のご厚意をいただいております