趣味の翼

最近、あまり写真を撮っていないことに気づきました
いわゆる、
「ライブラリにぽっかり明いた隙間」です

基本的には、日記のように写真を撮っているので
心が晴れない日が続くと
自然と写真からも遠のいてしまいます
わざわざ、鬱屈した記憶を残すこともあるまい、と

それでも、一ヶ月ほども隙間が空くと
さすがにこれではいけないだろうと思い
ちょっと無理してカメラを持ち出すのですが
なにしろ心が干からびているので
景色を見ても感動が薄い

皆さんはこんなとき
どうやって気分展開(ココロ解放)をしていますか?
皆さんのココロ解放法をお寄せください

私の場合は、写真を撮るほかに、
①海を見に行く
②自転車・自動車に乗って出かける
③山菜を取りに出かける(春~初夏限定)
④偏った知識を吸収する
などです

さて、突然始まった新カテゴリ
Ornithopter
これは一体なんでしょう??
と、思っている方がいるかも知れません
(これだけ伊語じゃないし・・・(^^;))

ここは上記の④
偏った知識のコーナー
かなり偏ってます、マニアックです、はっきり言って(^^;)

こちらの内容がお肌に合わない健全な方は
別なカテゴリをご覧になることをお勧めいたします

でも、勇気を出して雑学の海に素潜りしてみると
ちょっとだけ世界が違って見えるかもしれないので
お暇な方はどうぞ御付き合いください

私の趣味の中から
主にテクノロジー関係の小話を中心に紐解いてみようと思います

・・・・・内容が内容ですので、
前触れ無しに中止するかもしれません、ご容赦を(謝)

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40年目の結実

ジブリの新作「風立ちぬ」が話題になっています

とある事情で病院へ行ってきた帰り道
車の中で聞いていたラジオから
この映画の制作秘話が語られていました

ジブリの映画はわたし自身大好きで
よく見ていたのですが、
「もののけ姫」以降の作品は、なぜか機会というか
ご縁が無く見逃しが続いておりました

そんな中、
今回の作品「風立ちぬ」は
かの「紅の豚」以来となる監督の「趣味」という名の情熱が込められた
作品になっているそうで興味がわいています
久しぶりに映画館に繰り出してみようか、とも思っています

製作秘話で触れられていますが、
この作品には宮崎監督自身の
「戦争は大嫌いだけど、戦闘機は大好き」という矛盾に対する、
今まで表に出してこなかった何らかの回答も
込められているそうです

この気持ち、
私もよーく分かります
男の子は程度の差はあれど、こういうものが好きなんですよ
戦闘機とか軍艦とか鉄砲とか・・・・
ちなみにわたしも大好きです(F-14Dが一番好き(^^))

戦争に使われるものであっても
道具に善悪はありません、きっと使う人次第なんだと思います
映画の中でこの矛盾がどのように解けていくのか
じっくりと見つめたいと思います

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

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ところで、この映画は当初から主題歌をつけないつもりだったらしいのですが、
プロデューサーの鈴木さんがユーミンとの、ある対談のために一応の準備として、
昔のアルバムから聞き込んでいたときに「ひこうき雲」出会ったそうです。

鈴木プロデューサー「ちょっと、これ聞いてみてほしいんですけど・・・」
と、取り出した曲を聞いて、
監督「これ、主題歌じゃん!」と、ほとんど即決だったそうな。

松任谷由美さん自身言っておりましたが、「ひこうき雲」という曲は40年前のものであり、
(つまり荒井由美さんの時代です)それが今40年目にして「飛んだ・・・」と

あの子の命は ひこうき雲

本当にこの作品のために作られたような曲です
さまざまなめぐりあわせで、こんなことがあり得るのですね

4 人のご厚意をいただきました