40年目の結実

ジブリの新作「風立ちぬ」が話題になっています

とある事情で病院へ行ってきた帰り道
車の中で聞いていたラジオから
この映画の制作秘話が語られていました

ジブリの映画はわたし自身大好きで
よく見ていたのですが、
「もののけ姫」以降の作品は、なぜか機会というか
ご縁が無く見逃しが続いておりました

そんな中、
今回の作品「風立ちぬ」は
かの「紅の豚」以来となる監督の「趣味」という名の情熱が込められた
作品になっているそうで興味がわいています
久しぶりに映画館に繰り出してみようか、とも思っています

製作秘話で触れられていますが、
この作品には宮崎監督自身の
「戦争は大嫌いだけど、戦闘機は大好き」という矛盾に対する、
今まで表に出してこなかった何らかの回答も
込められているそうです

この気持ち、
私もよーく分かります
男の子は程度の差はあれど、こういうものが好きなんですよ
戦闘機とか軍艦とか鉄砲とか・・・・
ちなみにわたしも大好きです(F-14Dが一番好き(^^))

戦争に使われるものであっても
道具に善悪はありません、きっと使う人次第なんだと思います
映画の中でこの矛盾がどのように解けていくのか
じっくりと見つめたいと思います

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ところで、この映画は当初から主題歌をつけないつもりだったらしいのですが、
プロデューサーの鈴木さんがユーミンとの、ある対談のために一応の準備として、
昔のアルバムから聞き込んでいたときに「ひこうき雲」出会ったそうです。

鈴木プロデューサー「ちょっと、これ聞いてみてほしいんですけど・・・」
と、取り出した曲を聞いて、
監督「これ、主題歌じゃん!」と、ほとんど即決だったそうな。

松任谷由美さん自身言っておりましたが、「ひこうき雲」という曲は40年前のものであり、
(つまり荒井由美さんの時代です)それが今40年目にして「飛んだ・・・」と

あの子の命は ひこうき雲

本当にこの作品のために作られたような曲です
さまざまなめぐりあわせで、こんなことがあり得るのですね

4 人のご厚意をいただきました