郷土食文化

冬のあいだ食べるための野菜の支度が
この時期の風物詩です

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「干し菜(ほしな)」と呼んでいるこの保存方法
大根の葉を冬の風にさらして
かさかさになるまで干し上げます
主に味噌汁の具になります(^^)

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以前は茶色くカラカラになるまで干したものですが
今は色がきれいな状態で押さえておくのが
流行っているそうです(郷土食にも流行りがあるんです!)

干物だけだとちょっとさみしいので
青菜の味噌汁用に、こちら

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これも大根なのですが、
こっちは葉を食べるために栽培します
小さいうちに収穫するので
根っこは小さいまま

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軽く下茹でして、細かく刻んで
一握りずつ寒風にさらして凍らせていたのですが
最近では冷凍庫で保存ですね
(外にさらしておくと、カラスなどが持って行ってしまうので
 見張ってるのがなかなか大変なのです)

こちらは生野菜
見ての通り白菜です

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今年は天候が不安定で、
いつもより一ヶ月も早い収穫になってしまいました
こちらは新聞紙に包んで
冷暗所での保管・・・・

ところがこれが結構曲者で(^^;)

収穫時期が早すぎると
あったかい気温で腐ってしまいますし
冬の冷え込みが強いと、たちまち凍ってしまいます・・・

傷みが進む前に、どれだけ食べられるか
毎年、三分の一くらいは捨てることになってしまうのです

たくさんあるので、一日一玉ずつ食べても
三ヶ月以上かかります(^^;)

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