大野木工の使い方

○ 木のうつわって難しい?

みのり工房(大野木工)で作っている食器はウレタン塗装を施しており、耐水・耐油・耐酸仕様となっています。
いわゆる「せともの」などと同じように気軽に使えます。
食器洗いは、いつもと同じようにスポンジと中性洗剤で大丈夫です。

○ 気をつけて欲しいこと

・いわゆる「クレンザー」などのように「けんま材」が入っているものは傷を付けてしまいますので使用を避けてください。
・たわしなどの堅いものでは擦らないでください。
電子レンジでは使えません。(燃えることがあり危険です)
・日光の当たるところに長期間放置しますと木が傷みますので日の当たらないところへ保管してください。
(※ウレタン塗装は木が呼吸するという特徴のある塗装です。そのため、長期間使わずにしまったままにしておきますと、カビが生えたり変形したりと、却って器の傷みを進めてしまうことがあります。頂き物など場合、しまったままにせず適度にお使いいただければ幸いです。)

○ カレーライスなど

カレーライスや市販の梅漬けなど「色素を含んだもの」は、ウレタンクリア(白木色)の食器の場合色うつりすることがあります。
※カレー皿用に着色塗装を施したものもお作りできますので、ご検討ください。
また、カレーライスに使うと少し匂いが残ることがあります。カレーライス用の木のうつわは別にした方が良いでしょう。
(※カレー、チャーハン、肉野菜炒めなど味の濃いものは共用でも気になりませんが、お椀などでカレーを食べると、後に味噌汁に使ったときに若干カレー風味に感じることがあります。)

○ うつわの裏のしるしについて・修理について

logo006       logo005        logo007
左から、
みのり工房オリジナル】 【みのり工房・大野木工定番品など】 【みのり工房共同開発・道具屋さま
すべてみのり工房(林郷亨)製作品に入っているマーク

みのり工房の木のうつわの裏には製作者を示す「しるし」が入れてあります。
このしるしは製作者と名前と修理の際の届け先を示すものでもあります。

長くお使いになっていると、塗装がはがれてきたりすることがあります。
また、落として割れてしまったりすることもあります。その場合は、一度みのり工房までご相談ください。
修理の度合いにより費用がかかりますが、捨ててしまう前に一度ご相談いただければ幸いです。

(※割れてしまったものも破片がそろっていれば直せる場合があります。セロテープなどで破片を紛失しないよう固定してお送りください。
※修理の目安として、塗装の剥がれを直す塗り直しの場合、定価の30%程度、割れの修理の場合50%前後)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


大野木工とは?


1980年ころに始まった、岩手県旧大野村の木工食器等とその製造業の名称。
「大野木工」という社名・組織名は無く、大野木工の技術と品質を備えた大野村内に在籍する作り手の製品を総称して「大野木工」と呼ぶ。
通常の工業製品に見られる、一拠点に集中した生産体制ではなく、点在するそれぞれ個人の工房で独自の活動をしながら「大野木工」水準のものづくりをしており、大野木工のいわゆる「定番品(レギュラー商品)」は、どの工房でも注文することが可能。
問屋などによる集中販売管理を行わないため工房の独自性が保たれ、大規模な組織運営による弊害を回避するという【コミュニティ生産方式】を採る。従来の工業化とは一線を画した運営形態を持つ。